第22回開催レポート

TOP月例会第22回開催レポート

開催日時

2024年05月20日(月)18時〜21時

場所

シソーラス株式会社長野DXセンター

プレゼンテーター

テーマ

「起業を志す若者と地域企業・中堅/中小企業の共創」

参加人数

30名

今回は、VENTURE FOR JAPANから、4期生の吉永圭吾氏、6期生の小林快氏、6期生の高橋郷氏をお迎えし、「起業を志す若者と地域企業・中堅/中小企業の共創」をテーマにお話ししていただきました。

一般社団法人VENTURE FOR JAPAN(以下「VFJ」)は、企業家志望の新卒・第二新卒の若者が、2年間限定で地方企業経営者の右腕として就職するというプログラムを提供しています。

VFJが提供するプログラムでは、社会を良くしたい、社会課題を解決したいと考える若者と、業界をリードする地方の中小企業やベンチャー企業とマッチングさせ、起業に向けた経験と実力をつけることを目指しています。

VFJのマッチング、支援により、企業家志望の若者は起業のノウハウを体系的に学ぶことができ、企業側は新規事業開拓の人材を見つけることが出来るという双方の利点があります。マッチングから支援まで行っているのは、全国でVFJだけだそうです。

吉永氏は、VFJを通じて宮城県の株式会社舞台ファームに就職し、現在は、2年間のプログラムを経た後、継続して働いているそうです。会社内では、吉永氏自らが立ち上げたIT化推進の部署に就き、DXの推進や産学連携での新しい研究を行っているとお話されました。

小林氏は、今年3月に長野県立大学を卒業し、VFJから株式会社トラスト・ワンに就職しました。トラスト・ワンでは家具や空間の設計、内装などニーズに合わせた設計を行っているそうです。人と関われる場をつくるには空間が必要であり、人が輝ける、また人と人が出会い話すやすい空間づくりに興味があり、現在の会社と出逢ったと話されていました。
小林氏は、業務の難しさや自分が出来ないことを感じつつも、会社の成長過程位にいる大変さを経験出来ていると仰っていました。
今後は、人として、大人として、社会人として成長できるように、色々な世界を観たいとお話されました。また、自分が何をやりたいのか、将来の展望を話せるようになりたいと話されました。

高橋氏は、小林氏と同様今年3月に長野県立大学を卒業し、トラスト・ワンに就職しました。
高橋氏が、VFJのプロジェクトを通して就職した理由として、一人でゼロから1をつくることが難しいことや、やりたいことにチャレンジしつつ社会人経験も積みたいという思いがあったからだと話されていました。

吉永氏は、入社後に与えられたミッションに対し、自ら足を運び、話を聞き、課題を見つけ解決した経験があるとお話されました。

会社では、自ら行動し、発言、提案することが常に必要であり、それは小さな企業であると仰っていました。会社の中に無いものを作り出し、課題を解決することが自信にもつながるとお話されました。