2023.02.02

2/18開催 シシコツコツ2023〜再構築 rebuilding〜@R-DEPOT

TOPトピックスNICOLLAPニュース2/18開催 シシコツコツ2023〜再構築 rebuilding〜@R-DEPOT

長野で変化を起こすプレーヤーが集う1日。

アーカイブはこちらからご覧になれます

山に囲まれた長野県には、日々こつこつと目の前の景色を切り拓いてきた先輩たちがたくさんいます。彼らの時代に流されない言葉や姿勢から学び、次の時代に向けてアップデートを重ねていくには、何が必要なのでしょうか。その探求を行っていく取り組みが「シシコツコツ」です。地方やアナログな暮らしの知恵こそ、デジタルが当たり前になる時代に大切なものが眠っているかもしれません。長野県から「ここにしかない」取り組みを通して、デジタルを活用し、次の時代に向けた行動を増やす人を発掘・発信していきます。

昨年は500名ほどがオンラインで参加したメインイベントが、今年はオンライン・リアルのハイブリット開催。「再構築」をテーマに3つのテーマのトークセッションと、若者が生き方を見つめなおした連続講座「孜忽書院」の最終発表会を開催します。長野県外の方も、長野に興味がある方であれば参加可能です。移住したい方、長野で何かをはじめたい方はお気軽にご参加ください。
*オンラインでも同時配信予定です。視聴希望の方は、「オンライン」のチケットをご購入ください。

=今年のテーマについて=

再構築〜rebuilding〜

新しいものを作らなくとも、いま身近にあるものを捉え直す視点が必要な時代になってきました。
長野県の個性は、歴史的な背景から引き継がれてきた自然資源、その中で営みを続けてきた先人の知恵にあるのではないでしょうか。
時代の変化で価値観のスクラップが起きているのだとしたら、これからの社会に必要な欠片を拾い集めて再構築しなければなりません。
その術は世代と土地を越えた対話の中にあります。
経済活動の中で求められるお金はもちろん、暮らしのバランス感覚を養う習慣も大事。
外部から一方的に押しつけられた余分な贅肉を削ぎ落としつつ、私たちのこれからに求められる考え方をかき集めていきましょう。
シシコツコツを通して出会える言葉には、きっと3年後、5年後の未来を形づくるヒントが転がっているはずです。

シシコツコツ公式サイト(セッション・ゲストの詳細はHPから)

〈イベント概要〉
主催:
長野県
企画運営:
一般社団法人長野ITコラボレーションプラットフォーム(通称:NICOLLAP)/Huuuu.inc
日程:
2月18日(土)13:00〜19:00
*終了後に任意参加の懇親会を実施予定。

<会場>
R-DEPOT
(〒380-0845 長野県長野市南長野西後町610-12)

<参加費>
無料
*交流会(参加任意)は実費となります。

<定員>
50名(オンライン配信は無制限)

〈スケジュール/プログラム〉
■13:00〜14:30 『孜忽書院 最終発表会』
長野からシシコツコツな若者を増やしていくために、今年度初開講したプログラム「孜忽書院」。4ヶ月間かけて、自分のやりたいこと・大事にしたいことを「再構築」した中で、今感じていることを発信します。

15:00〜16:00 『捨てる、クリエイティブ』
時代の変化を経て、長野を舞台に生き方を変えたクリエイターによるトークセッション。情報量が多い都会を捨てて、なぜ長野に来たのか、その背景とこれからの時代の生き方・働き方を考えます。

〈ゲスト〉
前村達也さん(コンセプト・ディレクター/SCALE ONE Inc.代表)
1999年に渡英。2006年オランダのDesign Academy Eindhovenを卒業。2011年より三宅デザイン事務所に入社し、三宅一生氏に師事。21_21 DESIGN SIGHTのプログラム・ディレクターとして主に文化事業など数々の展覧会を企画。2022年に独立し、企画ディレクションおよびプロジェクトマネージメントを行うSCALE ONE Inc.を設立。多摩美術大学プロジェクトデベロップメント講非常勤講師。2018年より長野県御代田を拠点に活動中。

太田真紀さん(イラストレーター・デザイナー)
ビジュアルストーリーテリング・イラストレーションを軸としたデザイン、ビジョンやコンセプトの視覚化などを得意とする。武蔵野美術大学でデザインを学んだ後、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズを2015年に卒業。5年間デザインファームに在籍したのち、2021年4月にイラストレーターとして独立。松本市在住。

〈ファシリテーター〉
徳谷柿次郎さん(株式会社Huuuu代表取締役)
1982年大阪生まれ。26歳で上京し、編集プロダクション→ウェブのコンテンツ制作会社を経て35歳で独立。長野県に移住をして、全国47都道府県行脚がスタート。主な仕事『ジモコロ』『Yahoo! JAPAN SDG`s』『SuuHaa』など。40歳の節目で『風旅出版』を立ち上げて自著『おまえの俺をおしえてくれ』を刊行。長野市では『シンカイ』『MADO / 窓』『スナック夜風』を営んでいる。座右の銘は「心配すな、でも安心すな」。

16:30~17:30 『つづく、まちづくり』
どんなに便利な世の中になっても、その土地で「暮らし続ける」ために必要な要素はあまり変わっていないのかもしれません。時代が変化し続ける中で、教育、福祉など、私たちが幸せに暮らし続けるために大切なまちの機能のこれからについて考えていきます。

〈ゲスト〉
金 久美さん(株式会社はたらクリエイトCCO(チーフコミュニケーションオフィサー))
愛知県名古屋市生まれ。教育現場に7年間身を置いた後、結婚を機に上田市へ移住。2016年株式会社はたらクリエイトに入社し、Webライティングや編集、自社のブランディング・マーケティング、採用などに従事。現在は2022年11月にオープンしたコワーキングスペースのような研究所「Gokalab.」の運営に関わっている。

〈ファシリテーター〉
藤岡聡子さん(福祉環境設計士)
「老人ホームに老人しかいないって変だ。」24才で創業メンバーとして有料老人ホームを立ち上げ、アーティスト、大学生や子どもたちとともに町に開いた居場所づくりを実践。2015年デンマーク留学、幼児教育から高齢者までの民主主義形成について国会議員らと意見交換を重ね帰国。2016年「長崎二丁目家庭科室」主宰(豊島区椎名町)、2019年より長野県軽井沢町「診療所と大きな台所があるところ ほっちのロッヂ」共同代表。共著に『ケアとまちづくり、ときどきアート(2020中外医学社)』『社会的処方(2020学芸出版社)』

■18:00〜19:00 『値付けの再構築』
市場や社会の変化が激しくなる中で、変化をし続けないと生き残れない時代になってきました。そこで、既存のビジネスモデルの枠を超え、あらたな事業を行なっている方をゲストに迎え、これからのローカルビジネスのあり方を考えます。

〈ゲスト〉
岡部 統行さん(株式会社Zen Resorts 代表取締役CEO /株式会社BOND 共同創業者COO)
2002年より、TVジャーナリストとして「ガイアの夜明け」「ザ・ノンフィクション」などの報道ドキュメンタリー番組を制作。
日本全国を取材して回る中で『地方からの日本再生』を志すようになり、オリンピック選手・ミシュラン星付きシェフ・五つ星ホテルの
コンシェルジュなどを巻き込んで、体験型のラグジュアリー観光を展開する株式会社Zen Resortsを2018年に創業した。
昨年には、異業種の企業がハイブリッドして、ワンパッケージで地方再生を行うための“つなぎ役”として、株式会社BONDも創業。

津田賀央さん(Route Design合同会社 代表/プロジェクトデザイナー)
2001年より広告会社にて、デジタル領域のプランナーとして様々な広告主の広告企画に携わる。
約10年の勤務の末、SONYへ転職。サービスデザイナーとしてクラウド技術を用いた新規サービスの企画開発、
UXデザインなどを手がける。 これからの新しいワークスタイルを考え、2015年に長野県富士見町へ移住。
Route Design合同会社を立ち上げ、町役場と共にコワーキングスペース『富士見 森のオフィス』の立ち上げに関わる。
コミュニティー・スペース立ち上げのコンサルティングや、地域商品の企画開発、ブランドのクリエイティブディレクション、
イベントの企画運営など、東京と地方地域を行き来しながら様々なプロジェクトに携わっている。

〈ファシリテーター〉
藤原隆充さん(藤原印刷株式会社専務取締役)
1981年生まれ東京育ち。大学卒業後、コンサルティング会社やベンチャー企業を経て、2008年に家業である藤原印刷へ入社。
印刷部、生産管理部を経て2020年から専務取締役。信念は「心刷」。共著に『本を贈る』(三輪舎 2018年)


※会場では新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、次の対策を行なっております。
・会場出入口等に手指消毒液を設置
・換気
・検温等による体調管理
※本イベントは、令和4年度デジタル人材育成・誘致事業の一環として実施します。