2019.11.15
「地域共創ラボ」講師紹介 #1|渋谷 健 氏 (フィールド・フロー株式会社)
TOPプロジェクト地域共創ラボ「地域共創ラボ」講師紹介 #1|渋谷 健 氏 (フィールド・フロー株式会社)
長野から世界を驚かそう!~イノベーション創出プログラムの意義と可能性~
NICOLLAP 地域共創ラボ イノベーション創出プログラムでメイン講師を務めるフィールド・フロー株式会社 代表取締役 渋谷 健氏に、本プログラムに込められた想いを伺いました。なお、フィールド・フロー株式会社もNICOLLAPの会員として活動しています!
「厳しい現実から目をそらさない」
SDGsや人口減少など社会環境は複雑さを急激に増しています。また2019年10月の台風19号は長野に甚大な被害をもたらしました。しかしこれが現実です。感傷に浸っても理想論を掲げても何も変わりません。私たちはこの現実から目をそらすことなく、真摯に向き合い、前に進むことが求められているのです。
「“気づく力”と“実践する力”が社会を変える」
闇雲な精神論も、机上での理詰めの議論もそれだけでは結局何も生み出しません。必要なことは本当に何が必要かに気づくこと。そしてその気づきをどんなに小さくても実践し、確実にカタチにしていくこと。それは私たち一人一人を成長させ、世界をちょっとずつ良くしていくことにつながると信じています。
「新しい未来への起点=NICOLLAP」
一人でできることは限られます。だからつながりが必要です。しかも健全で進歩的で活力的な、しがらみのない組織や地域を超えたつながり。NICOLLAPの活動に関わったことで、それがすでに長野にはあることがわかりました。だからこそ新たな未来を築く場としてNICOLLAPに大きな可能性を感じているのです。
「まずは“ひとづくり”から」
NICOLLAPを通じて日本さらには世界のためにできることはたくさんあります。しかし実践する人がいなければ何も成しえません。だからまずやるべきことは“ひとづくり”。今回は東京のDBIC*などで提供しているイノベーション創出実践プログラムを凝縮し、NICOLLAPの活動を一気に加速したいと考えています。
「やれることは全部やる!」
NICOLLAPでの“ひとづくり”は目的ではなく手段です。つまり今回のプログラムはただの始まり。本当の狙いは世界が驚くような本物のイノベーションを創り出すことです。だからこそこれまで私が得てきた知見をつぎ込んで、台風被害からの復興はもちろん、地域企業の成長に全力で貢献していきます!
— 講師詳細 —
渋谷 健(しぶや たけし)
®事業脚本家
フィールド・フロー株式会社 代表取締役
デジタルビジネス・イノベーションセンター(DBIC) ディレクター
【略歴】
外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー、国内大手企業経営戦略室を経て2014年にフィールド・フロー株式会社設立。「事業に脚本を」をコンセプトに、戦略立案からシステム開発や人財育成までを総合的に提供するオープン・イノベーション実践活動を全国展開。民間主導の地方経済成長モデルである「®かせぐまちづくり」を提唱し、経済産業省・農林水産省などの政策事業、北九州市・宮崎県などの地方創生事業、大企業・金融・ベンチャーなどの民間事業にプロの事業プロデューサー/ファシリテーターとして関わる。チャームポイントは福耳。
【フィールド・フロー株式会社について】
北九州市のコワーキングスペース秘密基地を起点に成長してきたスタートアップ企業。戦略・政策立案、ファイナンス支援、危機管理、デザイン、AI開発、商品開発、おもてなし規格認証/ハラル認証/HACCP認証など幅広く手掛ける独立系プロフェッショナルチームとして全国で活動。2019年には経済産業省創設 おもてなし規格認証 認証支援事業者として正式登録し、公式支援サービスとして事業成長促進プログラムの提供を開始。
【デジタルビジネス・イノベーションセンター(DBIC)】
日本を代表するメンバー企業が集結して2016年5月に設立し、ビジネスにイノベーションを起こすためのプラットフォーム。世界の企業、大学、研究機関とのコラボレーションを通して集めたイノベーションに関する知見を独自に体系づけた「4Dモデル」を発表し、国内外におけるトレーニング活動やプロジェクト実践を通して、メンバー企業におけるイノベーション促進を支援する。